プロフェッショナルドクターを使用する上でのご質問のまとめを掲載します。 最終更新日 平成 13/11/22 ---------------------------------------------------------------- 保険医療材料の価格の登録法について 保険医療材料は注射諸薬剤マスターに登録します。価格は1円の位を四捨五入して円単位で登録します。 15000円であればそのまま15000円と登録します。 価格が1円単位まで存在すれば1円単位を四捨五入した価格を登録します。 保険材料の場合の点数は購入価格を10円で除して得た点数を点数とするということになっています。 通常材料は1円単位が存在しないものがほとんどですが、指アルミのように1円単位まで決められているものもあります。 通常、この場合、材料が1円単位の場合は端数を四捨五入するということになりますので、 この場合点数が価格を10円で除して得られる数になるように登録してください。 たとえば、 指アルミを登録する場合はそのまま155円と登録するのではなく、160円として薬価登録します。 したがって、154円の材料があれば150円と登録します。 要は保険医療材料では1円単位を四捨五入した価格を登録します。 ---------------------------------------------------------------- <データ.MDB>の診療録を見ると、IDのないカルテが作られていた。原因は? 1日の始まりに電子カルテを起動しますと、データ移動が行われます。 その後、そのまま受け付け画面にデータの入力がないまま電子カルテを終了しますと、 システムが自動的にIDなしの診療録レコードを1個作製します。 したがって、これは異常ではありません。そのレコードはそのままにしておいてください。 ---------------------------------------------------------------- 特定の患者の1年間の領収額を調べる方法 領収書はその都度発行するのが原則ですので、 システムから1年間の合計の領収書を発行することは出来ません。 しかし、1年間の領収額を調べることは出来ます。 データを得て手書き領収書に転記することになります。 患者の1年間の領収額を調べる方法は以下の通りです。 @メインパネル→集計処理→会計業務集計処理フォームを開きます。 A期間指定処理の期間の入力欄に開始日・終了日を入力します。 B患者ID入力欄に患者のIDを入力します。 C患者別問合わせボタンをクリックします。 以上により領収額の合計を知ることが出来ます。 ---------------------------------------------------------------- 旧バージョンで自動入力ボタンが有効に動作しない場合 旧バージョンで自動入力ボタンが有効に動作しない場合は、データ.MDBが破損しています。 修復・最適化を行ってください。 修復ができて最適化ができない場合は診療録テーブルの中にSOなどの欄に#Errorが書き込まれたレコードがある場合があります。 この場合はそのレコードを探し出して削除する事が必要です。 このようなレコードを簡単に探す方法については<旧バージョンで診療録の#Errorレコードの発見法>の項を参照してください。 新バージョンで自動入力ボタンが有効に動作しない場合は別の原因が考えられます。 <Ver5で自動入力がうまく働かないときの原因>の項を参照してください。 ---------------------------------------------------------------- レセプトの適用欄の注射薬剤のところで * 100 としか表示されないものがある 原因:マスターのうち、レセプト集計用マスターの 項目名が空欄になっているのが原因です。 空欄の原因は、新規薬剤を追加登録したときに、薬剤のレセプト用薬剤名を空欄にしていたためです。 ---------------------------------------------------------------- 特定の患者の患者の過去の診療内容を確認するために患者のダミーのカルテを作成した後、受診日照会画面で、特定の患者のダミーの患者の診療録を削除した。ところが翌日になるとまた同じ受診日の診療録が削除されないで残っている。なぜですか? 一度削除したレコードが復活することはありませんが、復活したように見えるのは毎日、<データ.MDB>に残っている特定の診療録データが<サポート.MDB>に移動してくるからです。 そしてその原因は、毎日データ移動漏れメッセージが出ているにもかかわらず、それを無視して業務を継続しているからです。 このような疑問を感じる前に、毎日データ移動漏れメッセージがなぜ出るのかをまず不思議に思っていただく必要があります。 ご質問の場合、問題点が2つあります。 @まず、過去のカルテの診療内容を確認するためにダミーのカルテを作る必要はありません。 メインパネル→選択患者の受診日か、メインパネル→受診記録で過去の診療内容を確認することが出来ます。 A毎日電子カルテを起動したときにデータ移動漏れメッセージが出る場合、それを無視しないで、適切な処理を行ってください。 データ移動漏れが出る場合、必ずしもデータが移動していない場合を意味しませんが、まれに<サポート.MDB>などが破損している場合や、過去のカルテ番号の最大値よりも小さなカルテ番号が作成されたために、移動漏れが起きるということもあります。 これらの場合はいずれもその日のうちに適切な処理が必要です。 消したはずの診療録が毎日復活するのは、<データ.MDB>の診療録内に、過去の診療録レコードが残っているからです。この診療録が<サポート.MDB>に実際に移動していることを確認の上、<データ.MDB>の診療録の過去のレコードを削除してください。 ---------------------------------------------------------------- 毎日のデータのバックアップすべきファイルと、タイミングは? @毎日行うバックアップでは <データ.MDB> <サポート.MDB> が必要です。 <イメージ.MDB>は画像ファイルの登録などを行う場合には必要です。 <マスター.MDB> は毎日のバックアップは通常不必要です。ただし、項目を追加したような場合はその都度バックアップしておいた方がよいでしょう。 Aバックアップのタイミングはいつでも結構です。通常は入力に区切りがついたときになります。 ---------------------------------------------------------------- 院外処方せんで薬剤の投与法などが表示されないことがある。原因は? 院外処方せんが正常に表示されない原因は以下の通りです。 約束処方にたとえば<かぜ1>という名前でA薬・B薬・C薬の3個の薬剤を登録したとします。 その後薬剤マスターからC薬を削除したとします。 この場合、カルテには <かぜ1>という名前で約束処方をすると、A薬・B薬だけが入力されるように見えます。 しかし、データとしては A薬・B薬・C薬の3個の薬剤が入力されます。C薬は見えないだけです。 しかしマスターにはA薬・B薬しか名前がなく、削除されたC薬の名前はありません。 そのため処方せんではC薬の名前が表示されないエラーが発生するためにその影響を受けて投与法なども表示されなくなります。 このような現象が発生する原因は上記下線部分のようなことをしてしまったためですので、 約束処方の<かぜ1>そのものを削除して使用できないようにすることが必要です。 ---------------------------------------------------------------- カルテの異常データを見ていたら、カルテ番号のみ入力されていて、コードが空白のデータがあった。 原因は? 入力時の状況はデータを約束検査入力で入力したということでした。 閲覧処理→サポートテーブル閲覧→約束検査登録ボタンで約束検査登録テーブルを見てみると、 約束検査コードはあるが、コード欄が空欄のレコードがありました。 原因は、約束検査を登録するときに、コードを入力していなかったからです。 ---------------------------------------------------------------- レセプトに特記事項を入力するには 患者登録名簿の特記事項欄に入力された内容がレセプトの特記事項欄にそのまま表示されます。 入力する事項としては、以下のようなものがあります。 長 長処 高度 施 第三 交 治験 老健 ----------------------------------------------------------------- マスターに新項目を追加してもカルテから選択できない場合 マスターに新項目を追加したときはカルテシステムのメインパネル→システム設定→コンピュータ設定画面を表示し、OKボタンをクリックしてください。 これによりカルテから新規追加マスター項目を選択で出来るようになります。 ----------------------------------------------------------------- 異常データフォームの検査画像欄に1レコードだけ毎日、コードが空欄になっているレコードが表示される。 なお、約束検査入力は行っている。 原因は約束検査登録で、約束検査としての項目のコードが入力されていない異常レコードがもともと存在するからだと推測されます。その約束検査がカルテに入力されているのでしょう。 まず、閲覧処理→データテーブル閲覧で表示されるカルテ番号を検索し、コードが空欄のレコードを見つけて削除してください。 その後根本的な対策として、 閲覧処理→サポートテーブル閲覧→約束検査登録ボタンで約束検査登録テーブルを開きます。 ついで、約束検査コードが入力されているのにコードが空欄のレコードがあるはずですのでそれを探して削除してください。 ----------------------------------------------------------------- カルテに絵を描き込む方法 @カルテを開き、<図・画像>タブをクリックします。 A画像欄をクリックしますと画像欄が黒い枠に縁取られます。 Bメニュー→挿入→オブジェクトを選びます。 Cオブジェクトの挿入ダイアログボックスで新規作成>を選びオブジェクトの種類として表示されているなかからペイントブラシの絵>を選びます。 DOKボタンをクリックします。 Eカルテの画像欄に絵がかけるようになります。 F実際に絵を描きます。 G書いた後、他のコンポーネントをクリックするとそのまま書いた絵が保存されます。 ----------------------------------------------------------------- OGTTの入力 糖を負荷して血糖値・尿糖を測定する場合は@を インスリンの測定も行う場合はAを検査欄に入力してください。 採血・注射・検体測定の費用は含まれます。使用する薬剤は検査薬剤として注射欄に入力してください。 @ブドウ糖等負荷血糖値等経時検査(常用負荷) 200 Aブドウ糖等負荷血糖値等経時検査(耐糖能精密) 900 ------------------------------------------------------------------ カルテから患者の過去のバイタルを参照しようとしたときに、過去のデータが表示されない。 原因:毎日1日の始まりにデータ移動が行われるときに、データ移動の最後に患者のカルテ番号とIDの一覧が <データ.MDB>の<診療録ID>テーブル及び、<診療録ID全>テーブルに書き込まれます。 <診療録ID>には今月分のID・カルテ番号のデータが、<診療録ID全>には過去のすべてのID・カルテ番号のデータが書き込まれます。 何らかのエラーにより、データ移動の一連のプロセスが中断してこれらのデータの書き込みがなされていないと、過去のバイタルデータの参照などが出来なかったり、自動入力時に再診患者の診療行為が初診と入力されたりする症状がでます。 このような場合は、カルテの閲覧処理→データ移動ログの今日のデータを削除し、再度サーバーコンピュータで電子カルテを立ちあげてください。正常に終了しますと、過去のデータが参照できるようになります。 ただし、それまでに入力した今日のカルテデータは<サポート.MDB>に移動しますので、受付け画面や診察画面からは今日のカルテは開くことが出来なくなります。 この場合は、メインパネル→受診記録から今日の受診日を入力して受診者名簿を表示してカルテを開くことが出来ます。 -------------------------------------------------------------------- Ver5で自動入力がうまく働かないときの原因 @データ移動が最後まで行われずに途中で終わったとき。これを確認するには 閲覧処理→データ移動ログで 移動もれ数がすべて0になっていることを確認します。 もし一部が空欄であればデータ移動が途中で終了しています。 もし0でないものがあればデータの中に異常データなどがあり、データ移動漏れが発生しているために 過去のデータがデータ.MDB内に残った状態になっていますので、データが移動しているかどうかを確認の上、データ.MDB内の該当テーブルのデータを削除します。 自動入力ボタンで何も入力されない場合の他の原因 A受付け画面で<診療形態>欄に何らかの入力をしていた場合。自動入力されません。 <診療形態>欄はたとえば往診などを入力する欄ですが、<往診>と入力すれば自動入力されず手入力が必要です。 <障老>と入力していたばあい、自動入力で何も入力されないという例がありました。これを消すと自動入力できました。 <障老>というような情報は<診療形態>欄には入力しないようにしてください。 **診療形態欄は通常の外来診療では空欄でなければなりません。 --------------------------------------------------------------------- 用紙区分を入力しない患者に間違って入力した用紙区分を削除する方法 保険に加入していないなどの理由で患者名簿の用紙区分欄を空欄にしたい場合に用紙区分を入力してしまったとき、患者名簿フォームからでは入力前の状態(=入力されていない状態)にはできない。 この時の処理法 閲覧処理→データテーブル閲覧→患者登録名簿 から患者登録名簿を開き、患者名を検索して、用紙区分欄の入力事項を削除してください。 ----------------------------------------------------------------------- インデックス重複レコードの発見方法: 薬剤テーブルが異常とすると、 @集計クエリーを作成する 薬剤テーブルの項目として処方番号を2個出力する 処方番号 処方番号 グループ化 カウント >1 A以上のようなクエリーを実行すると 本来ユニークであるべき処方番号が重複している場合にその番号が表示されます Bそこで、テーブルに戻ってその処方番号を検索する C異常な番号は削除できない(Erro番号3000)事がある ので重複した番号を削除できるものを削除します。 Dファイルの修復・最適化します。 Eここで異常な番号を削除することが出来るようになります。 ----------------------------------------------------------------------- 2種類の薬剤を両側の関節腔内に注射するとき、 リンデロン注 4mg 2 関節腔内注射 1%カルボカイン注 6 関節腔内注射 と入力すると計算結果がおかしくなります。 上記の入力は一側の関節に リンデロン注 4mgを2アンプル+1%カルボカイン注6mlを一緒に注射したことになります。 正確には以下のように入力することが必要です。 リンデロン注 4mg 1 関節腔内注射 1%カルボカイン注 3 関節腔内注射 リンデロン注 4mg 1 関節腔内注射(2回目) 1%カルボカイン注 3 関節腔内注射(2回目) <関節腔内注射(2回目)>というのが他側の関節への注射になります。 ------------------------------------------------------------------------ 窓口収入を出すには 窓口収入というのは当日の窓口での受け取った金額の合計ということだとしますと、すでに機能として作成されています。 集計処理→患者別集計で患者名などが表示されている行でなく、その下の最下部の行が上部の各項目の合計をそれぞれ表示しています。 この中で一番右の欄が領収額の合計を表示します。 領収額の合計ですので、すなわち窓口収入を表示していることになります。 期間指定処理では同様に領収額の合計を期間を指定して表示しますので、一定期間の、窓口収入も表示されます。 ------------------------------------------------------------------------ 認識できないデータベースファイルですというメッセージが出る場合 2つの原因が考えられます。 @ACCESS97からACCESS2000でできたファイルを開いてしまったときなどのようにバージョンが異なる場合。 古いバージョンで新しいバージョンのファイルは開けません。 AACCESS2000でACCESS2000のファイルを開いたときに、 <認識できないデータベースです>というエラーメッセージが出るとすれば、 そのデータベースファイルが大きく破損しているときです。 ------------------------------------------------------------------------ レセプトの適用欄でアンダーラインが出る原因 レセプトの適用欄でアンダーラインが出るときは 保険でなく公費1・公費2・公費12などと診療行為を指定した場合に表示されます。 カルテの入力を確認してください。 ------------------------------------------------------------------------ 検査画像診断マスターの点数を変えたが、レセプト適用欄に反映されない場合 検査点数が変ったので、検査画像診断マスターの点数を変えたが、レセプト適用欄に反映されない 原因はレセプト集計用マスターの点数が変更されていないからです。 検査画像診断マスター当該項目で他マスター更新ボタンをクリックしてください。 ------------------------------------------------------------------------ 処理終了ボタンで異常に時間がかかる場合 Do注射をした特定の患者の場合にのみ処理終了ボタンで異常に時間がかかる場合。 原因はDo入力で入力して、マスターから削除された項目を入力していてその数が多いから時間がかかっているのです。 →入力しているのは数個のレコードと思っていてもすでにマスターから削除されたために表示されない項目がたくさんあるためです。 当初マスターに登録されていた項目を後で削除しているためにカルテに入力されたデータが表示されないことになります。 確認方法: 問題のカルテ番号を調べます。 <データ.MDB>→薬剤テーブルまたは注射諸薬剤テーブルをみてカルテ番号を検索します。 そのカルテ番号の実際の入力項目数を確認します。 なお、最新版のレセプト.MDBではカルテ番号を入力してそのカルテ番号での薬剤・診療・検査画像・注射などのテーブルの入力内容を参照することが出来ます。 ------------------------------------------------------------------------- 結核患者の公費分実日数を表示するには 結核で来院した患者では、結核の薬を処方しても診療は再診料などは保険になるので かぜで来院した場合など、公費分と分けることになりますが、 この場合、自動的に公費分の実日数が出ません。 結核の場合の処方箋料は公費に指定する必要がありますがが、処方箋料では実日数は0になります。 この場合の考えられる対策としては 処方箋料(結核)を作って、実日数欄を1にします。 この処方箋料は保険のみの診療が混在したときに、結核薬を処方したときだけに使用するようにすればよいでしょう。 院内処方は 処方料(結核) を作成して同じようにすれば良いでしょう。 ------------------------------------------------------------------------ カルテの集計とレセプトの総括のデータがあわない場合の原因 @レセプト作成時にデータの削除追加をしてデータの修正をしたときに、同時にカルテの会計をやり直さないと当然レセプトの集計と日々のカルテでの集計の合計は異なることになります。 レセプトでは現在データとして入力されているデータに基づいて、集計を行いますが、カルテ上での日報のような集計はカルテに入力した段階での集計であることにご注意ください。 Aカルテの集計は自費分が算入されるがレセプトは自費分は出ません。 Bカルテの会計処理をしないとカルテの集計には算入されません。 Cカルテで接続するマスター.MDBとレセプトで接続するマスターが同じ物でなければなりません。 ----------------------------------------------------------------------- カルテに絵を描き込む方法 @カルテを開き、図・画像>タブをクリックします。 A画像欄をクリックしますと画像欄が黒い枠に縁取られます。 Bメニュー→挿入→オブジェクトを選びます。 Cオブジェクトの挿入ダイアログボックスで新規作成>を選びオブジェクトの種類として表示されているなかからペイントブラシの絵>を選びます。 DOKボタンをクリックします。 Eカルテの画像欄に絵がかけるようになります。 F実際に絵を描きます。 G書いた後、他のコンポーネントをクリックするとそのまま書いた絵が保存されます。 ----------------------------------------------------------------------- OGTTの入力方法 糖を負荷して血糖値・尿糖を測定する場合は@を インスリンの測定も行う場合はAを検査欄に入力してください。 採血・注射・検体測定の費用は含まれます。使用する薬剤は検査薬剤として注射欄に入力してください。 @ブドウ糖等負荷血糖値等経時検査(常用負荷) 200 Aブドウ糖等負荷血糖値等経時検査(耐糖能精密) 900 ----------------------------------------------------------------------- カルテB.MDBなどアプリケーションファイルを置き換える方法 Windowsのマイコンピュータ画面で作業を行います。 @コンピュータのハードデイスク内の C:\Programe Files\Professional Doctor Ver5\カルテB.MDB を削除してください。 A次に CD-ROM内の<カルテB.MDB>というファイルを コンピュータのハードデイスク内の C:\Programe Files\Professional Doctor Ver5\にドラッグドロップしてください。 B次にドラッグドロップした C:\Programe Files\Professional Doctor Ver5\カルテB.MDB を選択し、メニュー→ファイル→プロパテイ画面を開き、読み取り専用チェックをはずしてください。 (D−ROMから持ってきたファイルはすべて読み取り専用になりますのでそれを解除する必要があります) 以上でカルテB.MDBというファイルが新しいファイルに置き換わりましたので通常どおり起動可能です。最初に起動するときに一回だけ接続先の設定を行ってください。<データ.MDB> <マスター.MDB> <サポート.MDB> <イメージ.MDB> に接続するときにサーバーコンピュータ内のファイルに接続します。 ----------------------------------------------------------------------- トロンボテスト、ヘパプラスチンテストの入力法 トロンボテスト、ヘパプラスチンテストは複合凝固因子検査(50点)です。 ----------------------------------------------------------------------- サイロイドテスト、マイクロゾームテストの入力方法 甲状腺自己抗体:60点 いずれも上記に含まれます。 甲状腺特異抗原に対する自己抗体 @サイログロブリン→サイロイドテスト Aマイクロゾーム抗原→マイクロゾームテスト ----------------------------------------------------------------------- ヘリコバクターピロリ関係の入力法 検査画像マスターに登録します。 @培養法:細菌培養同定(消化管)→既存の項目 A鏡検法:SーM→既存の項目 B抗体測定 ヘリコバクターピロリ抗体:(D012 の7に準じる) ヘリコバクターピロリ抗体精密測定:(D012 の7に準じる) (項目作成例) 分類番号コード 点数 判断区分 600 HELICO-AB 600 HELICO-ABS 80 5 C迅速ウレアーゼ試験:(D018 の細菌同定検査の6に準じる) (項目作成例) 分類番号コード 点数 判断区分 600 HELICO-URE 70 6 D尿素呼気試験:(D018 細菌糞便同定検査の6に準じる) (項目作成例) 分類番号コード 点数 判断区分 600 HELICO-BUN 70 6 ------------------------------------------------------------------- カルテ番号が1番から始まってしまった場合の処理法 <データ.MDB>での処理 今日の受付けでカルテ番号が1から50番までできていると仮定します。これらは<マスター.MDB> には移動しません。→すでに過去に同じ番号カルテ番号のカルテが作成されているので同じカルテ番号は<サポート.MDB>に追加することはできません。 <データ.MDB>の<診療録>で @以下のように1からはじまっていれば、とりあえず切りのいい番号を新しく作成します。 たとえば10000など<サポート.MDB>内の<診療録>にある従来のカルテ番号より大きい番号でなければなりません。 A番号の作り方は閲覧処理→異常データ→カルテ番号作成タブ→カルテ番号欄に作成したいカルテ番号を入力してカルテ番号作成ボタンをクリックします。これにより次に受け付けする患者のカルテ番号は入力した番号の次から始まります。 Bそのあと、カルテを<データ.MDB>のテーブル<診療録>上で作成していきます。ID欄に番号を入力していくとカルテが作成されます。下図のようにわかりやすくするために若いカルテ番号に対応したカルテ番号に対応するID番号を入力していきます。 ID カルテ番号 5 1 120 2 325 3 1456 5 24 6 369 7 ・ ・ ・ ・ ・ 50 1 10000→これを作成する。ID番号1はダミーのID番号 5 10001→ID番号をカルテ番号1のIDとする 120 10002→ID番号をカルテ番号2のIDとする 325 10003→ID番号をカルテ番号3のIDとする 1456 10005→ID番号をカルテ番号4のIDとする 24 10006→ID番号をカルテ番号5のIDとする 369 10007→ID番号をカルテ番号6のIDとする ・ ・ ・ 10050→ID番号をカルテ番号50のIDとする Cこのようにするとカルテ番号1から50番までは削除してもかまいません。 削除しないと明日またデータ移動漏れが0になりません。 10001から10050のカルテは翌日になれば自動的に移動します。 D<データ.MDB>のテーブル<領収書>のカルテ番号も同じように10000を足していきます。これはそのまま変更可能です。 <サポート.MDB>での処理 E<サポート.MDB>にはテーブル<診療>・<薬剤>・<注射薬剤材料>・<検査画像診断・ <病・SOAP>・<病看・SOAP>・<病・指示簿><病・バイタル>のデータは移動しています。しかし入力された場所は最初の方でなく、最後の方に入力されているので、古いデータか、新しいデータかが分かります。コードの内容によっても判別できます。 カルテ番号が1となっていても新しいデータであると思われる場合は10001に変えます。 2→10002 3→10003 このようにしてデータを復活する事ができます。 ------------------------------------------------------------- 院内処方薬剤が会計算入できない場合 @包括対象でないかを確認します。 A<院内処方>にして会計計算しても会計の薬剤の欄に点数が入らない場合は投与法を確認します。 原因として自院で作成した薬剤投与法を入力していたが、その投与法に保険診療など他の必要なフィールド値が空欄になっていたためであることがあります -------------------------------------------------------------- 新マスターの項目の名称が従来の名称と異なり、省略名が多くなっています。迷いやすいものを選んで掲載いたします。検査では原則的に略語があるものはアルファベットでの略語を使用するようです。 特に紛らわしいものを掲載しました。 <正式名称>:<マスターの項目名>の順に並びます。 赤血球沈降速度測定:ESR 網赤血球数:レチクロ 末梢血液一般検査:末梢血液一般 血液浸透圧測定:浸透圧(血) 末梢血液像:像 出血時間測定:出血 凝固時間測定:凝固 プロトロンビン時間測定:PT 線維素分解産物測定:FDP アンチトロンビン3:AT−3 α1−アンチトリプシン:α1−AT α2−マクログロブリン:α2−MG 血小板第3因子(PF3):PF3 血小板第4因子(PF4)精密測定:PF4精密 トロンビン・アンチトロンビン3複合体(TAT)精密測定:TAT精密 総ビリルビン:BIL/総 直接ビリルビン:BIL/値 総蛋白:TP アルブミン:Alb 酸性フォスファターゼ:ACP エステル型コレステロール:Echo アミラーゼ:Amy 総脂質:TL 総コレステロール:Tcho リポプロテイン試験:LP 胆汁酸:TBA 胆汁酸(胆汁):TBA(胆汁) シスチンアミノペプチダーゼ(CAP):CAP 1,5−アンヒドロ−D−グルシトール(1,5AG):1,5AG レムナント様リポ蛋白(RLP)コレステロール:RLPコレステロール 副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP):PTHrP精密 肝細胞増殖因子(HGF):HGF 血液化学検査入院患者初回加算:入院患者初回加算 エストロジェン:エストロ エストロジェンとエストリオール(E3)精密測定同時測定:エストロとE3精密 ABO血液型:ABO 抗溶連菌エステラーゼ抗体(ASE):ASE 寒冷疑集反応:寒冷疑集 免疫グロブリン(IgA):IgA 補体蛋白(C3):C3 補体蛋白(C4):C4 β2−マイクログロブリン(β2−m):β2−m β2−マイクログロブリン(β2−m)(尿):β2−m(尿) 免疫電気泳動法(同一検体に対し一連につき):IEP アレルゲン刺激性遊離ヒスタミン(HRT)測定:HRT測定 表面免疫グロブリン測定検査(一連につき):Sm−Ig 細菌顕微鏡検査(その他のもの):S−M 病理組織迅速顕微鏡検査(1手術につき):T−M/OP 病理組織顕微鏡検査(1臓器につき):T−M 心電図検査(四肢単極誘導及び胸部誘導を含む最低12誘導):ECG12 心電図検査(ベクトル心電図):VCG 負荷心電図検査(四肢単極誘導及び胸部誘導を含む最低12誘導):ECG負荷12 心音図検査:PCG 脳波検査(8誘導以上)(30分以内の場合):EEG8(30分以内) 電気眼振図(誘導数にかかわらず一連につき):ENG 細隙燈顕微鏡検査(前眼部及び後眼部):スリットM(前・後眼部) 網膜中心血管圧測定(簡単なもの):眼底血圧 眼球電位図(EOG)と電気眼振図(誘導数にかかわらず一連につき)併施:EOGとENG 嗅裂部・鼻咽腔・副鼻腔入口部ファイバースコピー(部位を問わず一連につき):EF−嗅裂・鼻咽・副鼻腔 咽頭ファイバースコピー:EF−咽頭 胃・十二指腸ファイバースコピー:EF−胃・十二指腸 血液採取(静脈):B−V 血液採取(その他):B−C ------------------------------------------------------------------- レセプトで同じ月に2回初診が有ったときに転記を治癒にしたが、レセプトに表示されない場合 レセプトでその月に2回初診が有ったときに治癒にしたが、レセプトに表示されない (同じ月にレセプトを作ってみた場合) 原因は11月分のレセプトを11月末日に出そうとしたからです。 11月分のレセプトは翌12月に作成することを前提にしているからです。 どうしてもレセプトをその月のうちに出すときはコンピュータの日付を翌日にしてから作成するとよいでしょう。 -------------------------------------------------------------------- システムをたちあげた後にデータ移動漏れメッセージが出る時はどうすればいい? Ver5では<データ.MDB>の診療録に関係するテーブルのデータは、入力された翌日には<サポート.MDB>の同名のテーブルに移動します。移動が正常に終わると<データ.MDB>のテーブルのレコードは削除されます。しかし、正常に移動できなかった疑いがあるときは<データ.MDB>の該当するテーブルのレコードは削除されずにそのまま残り、データ移動漏れメッセージが発生します。たとえば<データ.MDB>のテーブル<診療録>のレコードが50レコードあったとします。入力の翌日に<サポート.MDB>の<診療録>に移動されますが、この時、<サポート.MDB>の<診療録>のレコード数が2000レコードであったとし、移動後に2049になったとしますと、50レコード移動するはずのものが移動しなかったとして、<データ.MDB>のテーブル<診療録>のレコードは、本来であれば削除されるはずのものが削除されずそのままになり、データ移動もれメッセージが発されます。データが移動したときにそのまま<データ.MDB>のテーブルのレコードを自動的に削除してしまっては、果たして本当にすべてのデータが移動したかどうかがわからないからです。 このようにデータが正常に移動したかどうかは<サポート.MDB>の移動前後のレコード数と、対応する<データ.MDB>のテーブルのレコード数が一致したかどうかによって判断されます。 通常データ移動漏れがあったというメッセージが出てもデータの移動そのものに”もれ”があったということを意味するものではありません。たとえば<データ.MDB>のテーブル<診療録>にカルテ番号のないレコードが含まれていたとしますと、このレコードは正常なレコードではありませんので<サポート.MDB>には移動しません。データ移動漏れメッセージは発生しますが、正常なデータは移動しているということになります。 データ移動漏れが発生した場合、まず<データ.MDB>の<診療録>及び、<サポート.MDB>の<診療録>のレコードを調べる必要があります。原因として、<データ.MDB>の<診療録>のレコードの一つがカルテ番号やID欄が空白になった破損データであったのかも知れませんし、あるいは<サポート.MDB>の<診療録>のレコードと重複するカルテ番号が含まれていたのかもしれません。いずれにせよ何らかのデータのエラーが発生した結果として正常なデータの移動がなされなかったものと判断された場合にデータがすべて移動したかどうかということに関係なく<データ.MDB>のテーブルの削除されるべきレコードが削除されずに検査を待つ、、、という状況になっているというのがデータ移動漏れメッセージが発生したときの状態です。そこでその日のうちにデータを調査し、正常なデータの移動がすべて行われていることを確認後に<データ.MDB>のテーブルの昨日以前のレコードを削除してください。これを削除せずに放置していますと、次の日に再度データ移動漏れメッセージが発生します。削除されなかったデータが再度移動されようとして重複移動ができない結果、データ数の不一致が発生するからです。 <データ移動漏れメッセージの対応法> データ移動漏れ数が0でないテーブルの<データ.MDB>・<サポート.MDB>のテーブルを調べます。 @その日のうちに本当にデータの移動漏れがあったのかどうかを確認します。 カルテのメインパネル→閲覧処理→データ移動ログフォームを表示します。 データ移動漏れ数が0でないテーブルの右横の検査ボタンをクリックして、そのまま印刷しておいてください。 <診療録>は<データ.MDB>のテーブルであり、<診療録1>は<サポート.MDB>のテーブル名です。 たとえば診療録関係でデータ移動もれがあるとしますと、検査ボタンで開くクエリーの左3項目は<データ.MDB>のテーブルに残っているデータであり、右3項目はすでに<サポート.MDB>に移動しているデータです。 左3項目と右の3項目を比べて内容が一致している場合はそのレコードは移動が完了していることになります。 当然今日の分のレコードは移動していないので、左3項目のみ入力されていて、右3項目は空欄です。 過去のデータであるにもかかわれず、移動していないレコードがあれば移動させる必要があります。 Aデータ移動漏れメッセージがでた原因を確定します。これは必要な項目(たとえばカルテ番号)が入力されていないようなレコードがないかどうかなどです。 <データ.MDB>あるいは<サポート.MDB>の特定のテーブルの破損が原因であることもあります。この場合は破損を修復する必要があります。 B次に昨日のデータで移動漏れがないことがわかった<データ.MDB>のテーブルの中の過去のレコードを削除します。 <データ.MDB>に残っている正常なレコードと内容が一致するものが<サポート.MDB>のテーブルのレコードに存在する、ということを確認できたばあいに、<データ.MDB>のレコードを削除してください。 削除しないといつまでもそのレコードは移動しないために<データ.MDB>そのテーブルのデータは削除されず溜まりつづけ、翌日も翌日以後も毎日データ移動漏れメッセージが出続けます。 また<診療録>・<領収書>以外のテーブルのデータは<データ.MDB>から<サポート.MDB>に毎日移動するためにデータが重複して入力される状態になります。したがってデータ移動漏れメッセージが発生したときはその日のうちにデータを検査し、<データ.MDB>内の過去のデータを削除する必要があります。 ---------------------------------------------------------------------- 受付け画面で名前の検索をしようとしてできない場合 受付け画面で名前の検索をしようとすると、 名前の上に透明なコマンドボタンがあるのでクリックできにくいのですが、 名前の右端の部分をクリックして→メニュー→検索を行います。 ---------------------------------------------------------------------- マスターに新規入力した項目がカルテ画面で表示されないので選べない場合 カルテのメインパネル→システム設定→コンピュータ設定画面をひらき、OKボタンをクリックしてカルテを再度開きます。 --------------------------------------------------------------------- 外用薬の自己負担金が外用薬の薬価自体よりも高い場合 外用薬の自己負担金が外用薬の薬価自体よりも高い場合は外用薬の薬価自体が自己負担金になります。 --------------------------------------------------------------------- 薬剤点数マスターは磁気レセプト用厚生省マスターです。追加する場合はコードがまだない場合もありますので、従来の薬剤のコードの付け方で入力して下さい。具体的には薬剤名をアルファベット表示したものを母音を抜いて子音だけをつなげて作成します。 ただし、語頭が母音であれば語頭だけは母音とします。0.1mgの製剤や0.2gなど成分によりいくつかの製品がある場合はコードの末尾に1、2、あるいはA,Bなどをつけて区分します。全体で半角12文字におさまるようにしてください。 麻向の項目は以下のようになります。自動入力で処方加算に必要なデータ 0:麻薬・毒薬・覚醒剤原料・または抗精神薬以外 1:麻薬 2:毒薬 3:覚醒剤原料 5:抗精神薬 剤形は以下の通りです。現在使用していません 1:内用薬 3:その他 4:注射薬 6:外用薬 8:歯科用薬剤 9:歯科特定薬剤 派生項目は厚生省マスターでない項目を追加した場合に1にします。 もともとの厚生省マスターは0です。 ------------------------------------------------------------------------ 薬剤がレセプト.MDBで点数欄にも、適用欄にも表示されない場合 集計コード作成されていない場合(院外処方で処理終了ボタンをクリックしないで終了して場合)などのほかに、 自分で付け加えた投与法をしようしていて、薬剤投与法の点数集計先などの情報が入力されていない場合があります。 ------------------------------------------------------------------------ 旧バージョンで診療録の#Errorレコードの発見法 テーブル<診療録>に#Errorがあると仮定して問題のカルテを探す方法は以下のようにします。 、データ.MDBを開きクエリーを新規に作成してください。 @テーブル<診療録>をもとにクエリーを作成します。 Aクエリーの項目にカルテ番号・受診日・S・O欄を出力し、S・Oの抽出条件欄に以下のように行を変えて2個所に と入力します。 Bカルテ番号を以下のように番号で範囲を狭めます。 範囲を入力する場合は2個所に同じ内容を入力します。 これを実行すると、含まれるカルテにS・O欄のエラーがある時はエラーが表示されます。 カルテ番号の範囲を変えることで検索する範囲を変更する事が出来ます。 Cこれでエラーが発生しなくなったら、次に 図のように抽出条件欄にと入力し、同じようにクエリーを実行していきます。 ----------------------------------------------------------------- 糖試験紙法(血)の判断料が尿便検査判断料になる: 以下のように処理してください。 糖試験紙法(血)の判断料が尿便検査判断料になる @診療点数マスターを開きます。 Aコード160000750を検索します。 B検索した<糖試験紙法(血)>の項目<判断料区分>が1になっているためですので、1を変更して3にしてください。 ----------------------------------------------------------------------- データ移動が正常に行われなかった場合の原因: データ移動漏れ数の欄が空欄になる場合 何らかの原因でデータ移動が正常に完了しないときにはデータ移動漏れ数の欄が空欄になることもあります。 この場合、必要な患者受診歴データが作成されないために、過去の受診歴・検査データの参照ができなかったり、初診・再診などの自動入力が正常に行われません。 このような場合は今日の分のデータ移動ログを削除した後、再度サーバー上で電子カルテを立ち上げます。 ------------------------------------------------------------------------- データ移動が行われなかった場合の原因 (具体例) Ver5に移行後3日目くらいにデータの移動もれがあり、実際にデータが移動していなかった→診療録 原因は入院外来区分が空欄だったため。旧バージョンからの移行時にデータの処理が不完全であったのが原因です。 入院外来の区分がないと、入院システムでも外来システムでもデータが移動しない。カルテを作成するときには 入院外来区分欄は自動的に入力されます。 ---------------------------------------------------------------------- 注射欄で、1.25などと少数点以下の桁の量を入力すると 注射欄の表示が少数以下が表示されずに四捨五入になる プロパテイで 小数点以下桁数が自動になっています。 書式欄が空白であるために表示がそのようになるが、データとしては少数で入力されているので問題はありません。 表示上の問題です。 小数点以下桁数が自動になっている状態で 書式を数値にすると同じ結果に成ります。書式を標準・固定にすると少数で表示されますが、少数でない数字も 少数以下の桁数が表示されるため現在のままの状態がよいと思われます。 ------------------------------------------------------------------------ コメントを処方箋に表示する方法: カルテの処方診察タブで表示される診察欄の右側の欄(縦長の空欄)に入力された事項が処方箋の備考欄に表示されます。 ------------------------------------------------------------------------- 患者名簿に任意のID番号を追加する方法: @<データ.MDB>に 新規にテーブルを作成します。 このテーブルの名前は<ID作成>とします。 作る項目は<ID>という名前の項目のみとします。 <ID>のデータ型はテキスト型サイズ50とします。 A新規にクエリーを作成します。 クエリー名は<ID番号作成>とします。 クエリーに使用するテーブルは<ID作成> フィールドは<ID>をクエリーの項目として使用します。 次に、作成したクエリーは選択クエリーですので、このクエリーを追加クエリーに変更します。 変更するには、メニュー→クエリー→追加を選びます。 この時追加先テーブルを<患者登録名簿>にします。 これにより追加クエリーが作成されます。 B患者登録名簿に存在しないID番号を探します。 例えば4番が存在しないことが分かれば、データベースウインドウからテーブル<ID作成>を開いて、 テーブル<ID作成>のID欄に4と入力します。 C次にデータベースウインドウからクエリー<ID番号作成>を選択して、データベースウインドウの< 開く>ボタンをクリックします。 以上の操作により、テーブル<ID作成>のID欄に入力した4というIDがテーブル<患者登録名簿>のID 欄に入力されます。確認するには<患者登録名簿>を開いてID欄で4を検索します。 要点はテキスト型のテーブルのデータを追加クエリーを用いて、オートナンバー型のフィールドに追加することができるということです。 ----------------------------------------------------------------- 認識できないデータベースファイルですというメッセージが出る場合: 2つの原因が考えられます。 @ACCESS97からACCESS2000でできたファイルを開いてしまったときなどのようにバージョンが異なる場合。古いバージョンで新しいバージョンのファイルは開けません。 AACCESS2000でACCESS2000のファイルを開いたときに<認識できないデータベースです>というエラーメッセージが出るとすれば、そのデータベースファイルが大きく破損しているときです。 この場合は早急にファイルの修復・最適化を行う必要があります。 ------------------------------------------------------------------ テーブルのインポートによるファイルの修復: ACCESS2000の修復・最適化コマンドでは完全に破損したファイルの修復ができない場合があります。 その際に、最終的に修復するには以下のようにしてください。 破損した<データ.MDB>を修復するものとします。 サーバー上での作業です。 @ACCESS2000を開き、適当な別フォルダーに<データ.MDB>という空のデータベースファイルを作成します。 AACCESS2000のメニューからファイル→外部データの取り込み→インポートを選びます。 Bインポート元として破損した<データ.MDB>を指定します。 C破損した<データ.MDB>のすべてのテーブルを選択し、インポートします。 D破損したテーブルは途中でテーブル名と関連したメッセージが表示される結果、特定のテーブルが破損していることが判明します。 E無事にインポートが終了すればインポートした結果できたデータベースファイルは修復されています。 破損したテーブルがあった場合:大きく破損したテーブルがある場合、インポート自体がそこで終了することがあります。 また、インポート中の砂時計マークがそのまま出っ放しということもあります。 F破損したテーブルはインポートされません。そこで、元の破損した<データ.MDB>に戻って、該当テーブルを開くことが出来るかどうかを確認します。 G開くことが出来ればそのテーブルは一応修復可能と思われます。 開くことが出来なければ修復は不能のことが多いようです。この場合はテーブルのインポートによって作成した<データ.MDB>に戻り、インポートできなかったテーブルのみをインストールCD内の<データ.MDB>からインポートします。 H開くことが出来ればインデックス項目などが重複していないかどうかなどを検査します。具体的な修復方法は破損の状況によります。オートナンバー型の項目を含むテーブルの場合、<データ.MDB>の<診療録>(=カルテ番号を含む)・<患者登録名簿>(=カルテ番号を含む)の二つのテーブルの場合は適切なID番号・カルテ番号を設定してやる必要があります。 -------------------------------------------------------------------- 薬剤情報に投与法を印刷する方法: カルテB.MDBの、 レポート:<薬剤情報サブレポート> クエリー:<Q処方した薬剤の情報> 以上のオブジェクトの変更が必要です。 @カルテB.MDBをデータベースウインドウを開くようにして開きます。 Aレポート:<薬剤情報サブレポート>をデザインビューで開きます。 Bレポート:<薬剤情報サブレポート>のプロパテイでレコードソースを表示します。 レポート:<薬剤情報サブレポート>のレコードソースはクエリー:<Q処方した薬剤の情報>です。 Cプロパテイウインドウからクエリー:<Q処方した薬剤の情報>をデザインビューで開きます。 Dその状態で、 メニュー→クエリー→表示→テーブルの表示を選択し、クエリーの上部に <薬剤投与法>テーブルを新たにクエリーに追加します。 E追加後、テーブル<薬剤>の項目<コード>ドラッグしてとテーブル<薬剤投与法>の項目<コード>の間を結んでドロップします。 これにより、テーブル<薬剤>の項目<コード>とテーブル<薬剤投与法>の項目<コード>との間が線で結ばれます。 F次に、テーブル<薬剤投与法>の中の項目<処方箋用薬剤適用>をダブルクリックしてクエリーの項目に追加します。 <Q処方した薬剤の情報>を閉じるときに変更を保存します。 G次に<薬剤情報サブレポート>にツールボックスからテキストボックスを選んで既にある薬剤情報テキストボックスの横に追加します。 追加後、 テキストボックスのコントロールソースを<処方箋用薬剤適用>とします。 H以上でレポート:<薬剤情報サブレポート>を閉じます。閉じるときに変更を保存します。 -------------------------------------------------------------- 最新版電子カルテファイルを使用開始したら、院内処方のはずが院外処方になる 院内処方・院外処方の切替は2段階で行われます。 @まず医療機関での処方が院内処方・院外処方のいずれかが主であるかにより、 カルテのメインパネル→システム設定ボタン→コンピュータ設定→処方区分で院内・院外のいずれかを選択します。 A@の設定により、受け付けをするときに、カルテそのものが院内処方・院外処方のいずれか設定した処方区分がカルテに入力されます。 通常は院内処方でも、特定の場合に院外にするような場合(通常院外で時々院内にする場合も)はカルテに入力されている処方区分を変更します。 --------------------------------------------------------------- (続く)